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ルクソールのホテルOASIS、カルナック、フルーカ

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 犠牲祭休暇で、ルクソールとアスワーンを旅行してきました(ルクソールは本当は「ルクソル」「ルゥソル」の方が発音が近いです)。

11/26-27

 トルゴマーン長距離バスターミナル21:00発のバス。
 休暇時期ということで、バスは満員。バスそのものは綺麗なのですが、ぎゅうぎゅうなので今ひとつ快適さには欠けます。シナイ半島に行った時と違い、ほとんどエジプト人です。
 隣のムハンマドというエジプト人青年はジャーナリストで、仕事でルクソールに行くとのこと。携帯に入れてある写真を色々見せられます。この人が良い人なのですが、休憩に着く度に寝ているわたしを「休憩だよ」とか起こすので、鬱陶しかったです(「良い人だけど」はエジプトで毎日体験し続ける最大の苦行)。
 「日本人はみんな空手をやっているのか」とかベタなことを聞かれたのですが、その流れで「俺は武道が好きだ、ウィンチャンをやっていた」と聞かされびっくりします。
 「ウィンチャン」と聞いてわかる日本人は少数派でしょうし、中国人でもわからない人が多いと思いますが、中国福建省に起源を持つ武術で、世界的にも割とメジャーです。わたしは個人的にこの系列のものを学んでいたことがあったので、驚きました。
 彼が手作りのサンドイッチをご馳走してくれます。すごくおいしかったです。

 早朝にルクソール着。
 エジプトの長距離バスターミナルは悉く不便な場所にあり、ルクソールのターミナルも畑のど真ん中みたいな所です。
 鉄道より中心街に入りやすいはずのバスが僻地で止まるのは理由があって、そこから市内までの交通で一稼ぎするためです。ですから、長距離バスターミナルで待ち構えているマイクロバスやタクシーは、基本すべてボッタクリだと思った方が良いです。
 こういう超近視眼的な儲け方というのはエジプトの至るところで遭遇しますが、ここルクソールでは、ナイルにかかる橋も、わざわざ町外れに作ってあります。フェリーの需要を保つためらしいです。やれやれ・・・。
 町まで15ポンドとふっかけられたのを、例によって超不機嫌に10ポンドまで値切って、バスに乗り込む。さらに、運転手どもは自分の関係の宿に誘導しようと、巧みに誘ってきます。
 宿についてはまったく決めていなかったのですが、隣のドイツ人と会話になり「OASISという宿に泊まる、ドイツ人のやっている安宿だ」と言います。なんか聞いたこともある気もしたので、運転手には「OASISを予約している、そこまでやってくれ」と大嘘ついてかわしました。

 OASISは青の塗装で統一された綺麗な安宿。バストイレ付きは45ポンド、バストイレ共同は25ポンドで、バストイレ付きは埋まっている、とのことで、バストイレ共同にチェックイン。
 部屋はなかなか清潔で(というかエジプトの中級ホテルは設備的には安宿と変わらないことが多い)、トイレットペーパー、タオル、石鹸まであったのは感激しました。
 屋上のカフェで、ドイツ人と一緒にウェルカムティーを飲む。
 このドイツ人は、砂漠を旅して地中海まで北上しようというツワモノなのですが、微妙に挙動不審なところがあり、「俺は中国人とロシア人が嫌いだ。ヤツらには文化がない」とか、ちょっとアレなことも平気で口走ります。
 あんまりお友達になりたくないタイプだったのですが、彼のお陰でOASISホテルとの運命的?出会いを果たすことができました。ドイツ人が去った後で、この宿で働く日本人Yさんと巡り合うことができたのです。
 実はOASISはドイツとは全然関係なく、ドイツ人は一人も働いていません。彼もわたしもエヴェレストという宿と勘違いしていたのです。
 お陰でたどり着いたOASISは、とても良い宿でした。OASISというより、Yさんが物凄いイイキャラの大阪女だから、というのが大きいですが、OASISそのものも、特に屋上マタアムが素晴らしく居心地良くて、ダハブの海辺のカフェで寝転がっているようにリラックスできました。しかもダハブよりずっと安い(笑)。

ルクソールOASISの屋上
ルクソールOASISの屋上 posted by (C)ほじょこ

 何度も書いているように、わたしは古代エジプトやら遺跡やらにほとんど興味がないのですが、ルクソールくんだりまで来て、遺跡を見ないで帰るわけにも行きません(笑)。
 ルクソールの町は、東岸と西岸に分かれていて、東岸の見所はカルナックとルクソール神殿。鉄道駅や宿、スークなど、生活・滞在拠点も東岸です。
 一方、西岸は王家の谷などの見所が沢山ありますが、町そのものとしては小規模で、のどかな田園地帯が広がっています。生活者視点だと「東高西低」な構造です。

 とりあえず手近な東岸のカルナックを見に行くことにしました。
 宿で一日10ポンドで自転車を貸してくれたので、これでフラフラ向かいます。
 駅のすぐそばのOASISからカルナックまでは歩いて40分くらい、ちょっと微妙な距離です。ルクソールでもこの時期はそんなに暑くないのですが、暑さというより、カイロよりもさらに寄ってくるガキどもをかき分けながら進むために、自転車がお勧めです。自転車でもギリギリですり抜けようと絡んでくるので、一回わざとこっちから突っ込んで引き倒して行きました(笑)。

 カルナックの入場料は70ポンドでしたが、studentとして作った図書館のカードでゴリ押しして、学生料金35ポンドで入りました。一応、カイロでは「学生」なのですが、大学生等ではないので、際どいところです。学生証っぽいものがあれば、エジプトでstudent cardを作れますし、多くの観光拠点が割引されますから、是非用意されることをお勧めします。別に学生じゃなくても、偽造できるんじゃないかと思います(笑)。

 カルナックそのものはですね・・デカい。
 正直、余りにも人が多く、かつ綺麗に整備されすぎてしまって、「デカいなー」という感慨以外は何もないです。古代エジプトファンの皆様、すいません。

カルナック正面
カルナック正面 posted by (C)ほじょこ

カルナック像
カルナック像 posted by (C)ほじょこ

カルナック レリーフ
カルナック レリーフ posted by (C)ほじょこ

カルナック像2
カルナック像2 posted by (C)ほじょこ

 宿に帰ると「もう帰ってきたの!?」と笑われます。
 長くエジプトを旅している日本人女性の方がフルーカに乗ろうと考えているのだけれど、一緒に乗ると安くなるから、とYさんに誘われます。二人で乗ると一人50ポンド。
 フルーカは乗りたかったのですが、50ポンドは高いです。
 要するに船一隻100ポンドということらしいので、たまたまそばにいたスイス人カップルに話しかけ、「一緒に乗らない? 四人なら一人25ポンドだよ」と誘い、勧誘成功。この四人でフルーカから夕日を眺めることになりました。八人まで乗れるらしいので、頑張ったら12.5ポンドまで安くできる筈です。

 フルーカから眺める夕日は最高。お茶もカルカデも出してくれて大満足。悪いけど、遺跡よりこっちがずっとイイです。
 猿のようにマストに登るちびっこの技も拝めました。

フルーカ
フルーカ posted by (C)ほじょこ

ルクソール フルーカから見る夕暮れ
ルクソール フルーカから見る夕暮れ posted by (C)ほじょこ

フルーカのマストに登る子供
フルーカのマストに登る子供 posted by (C)ほじょこ

 Yさん、一緒にフルーカに乗ったAさん、別の宿に泊まっているのに何故かOASISの屋上に入り浸っているTさんとわたしの日本人四人で、OASISそばのマタアムで夕食。

シュクシューカ
シュクシューカ posted by (C)ほじょこ

 その後、OASISの屋上で、延々とお茶をしながらダベる。Tさんが帰り、同年代の女三人になってからは、色々と深いお話も伺えました(笑)。
 Yさんはエジプト人男性と結婚されて約十年。彼はルクソール西岸のそのまた果ての村の出身で、結婚当初「ここに住もう」と言われた場所はただの荒地。水道もガスもなく、毎日井戸で水を汲み、火を炊いて料理もお風呂もこなし、家もレンガを焼いて作ったそうです。
 エジプト人男性と日本人女性の結婚は、何気にかなり多いのですが、かなりの率で残念な結果に終わっているようです。普通の結婚でも難しいのに、国際結婚で、さらに家族のつながりが異様に強く日本とは習慣もかなり違うエジプト人が相手となれば、簡単に行かないのも当然です。
 そんな中、そのエジプト人の中でもさらに大変な相手とご結婚され、凄まじい生活を明るく生き抜いてこられたYさんには、本当に頭が下がります。

 「うるるん生活」のエピソードも、すごいお話ばかりです。
 お義父さんが毎日ロバで買い物に行くので、自分で行こうとロバに乗ってみたら、意外と難しくて見当違いな方向に走ってしまって諦めた話。
 暇でハエを観察しているうちに、ハエの動きが読めて、指で弾けるようになった話(ハエは、止まっているところに手を近づけると逃げるけれど、止まっている対象の方を動かすと逃げない。試したら本当にそうでした)。
 お義父さんが、効率よく草を運ぼうとロバの引く車を奮発して買ったら、その車の音にロバがびっくりして暴走してしまい、結局車は使えないまま売った話(ロバも子供の頃から車に慣らしておかないと、「引けるロバ」にはならないようです)。
 水牛に草をやり、日がな一日水牛を眺めていたお話(でも二時間が限界とのこと・・)。

 Aさんの「仙人」彼氏の話も面白かったですが、勝手に書いたら怒られそうなので割愛(笑)。
 三人とも変な人に惚れるクチっぽいですが、エジプトくんだりでさ迷っているような女が既に変人なので、似たもの同士くっついている、ということかもしれません・・・。
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  1. ルクソールのホテルOASIS、カルナック、フルーカ|2009/12/02(水) 16:55:10|
  2. ルクソール・アスワーンの旅

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