スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
  1. スポンサーサイト|--/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

憲法改正への動き

憲法改正への動き
158人の政治家が憲法改正と世襲への対抗のために「国家事業団」の結成を宣言

 昨日新たな政治運動「国家事業団」の結成が宣言され、結成文書に158人の政治家と文化人が著名した。その筆頭にはアレキサンドリア裁判官クラブ元代表マフウード・アル=ハディーリー顧問および憲法学者ヤフヤー・アル=ガマル、ターリク・アル=バシャリー顧問ならびにワフド党、イッ=タガンムア(集合)党、ナセリスト党、戦線党、ガッド(明日)党、尊厳党および設立準備中の中道党の代表者ら、文学者と芸術家である。
 同団設立文書は、国民政府の元での移行期において新憲法を準備すること、これに先立ち現行憲法の76条と77条と88条を改正し政権世襲を阻むために大統領選立候補の門戸を開くことを要求している。
 同団はその設立声明において、大統領任期を二期に制限すること、および選挙の法的監督とそのための独立運営委員会設立が必要であると主張している。
 ハマダー・キンディール記者は、同団結成準備は先月の間に素早く行われ、適切な時期に発表された、と述べた。また設立文書を読み上げる際に、同団はムハンマド・イル=バラーダイーの宣言した改革のための国家連盟に合流するとしている、と付け加え、この要求の元に全政治勢力を結集させることを呼びかけた。
 一方、「イル=バラーダイーを支持する人民運動」の責任者らは、改革要求のために彼らが集めた著名が八千に達した、と述べた。同運動メンバーのアブドゥルムンイム・イマームは、イル=ガルビーヤ県、イッ=ダカリーヤ県およびアレキサンドリア県で同運動のための三つのグループが形成され、四ヶ月間で十八県をカバーしようとしている、と述べ、デルタ地域と運河域諸県に運動の活動を集中することを明らかにした。
١٥٨ سياسيا يعلنون تأسيس «جماعة العمل الوطنى» لتغيير الدستور ومواجهة «التوريث»
スポンサーサイト
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  憲法改正  政治  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. 憲法改正への動き|2010/03/23(火) 00:10:35|
  2. 新聞・メディア

エルバラダイ歓迎で「四月六日」青年運動から二名の逮捕者

エルバラダイ歓迎で「四月六日」青年から二名の逮捕者
三方面がカイロ空港でイル=バラーダイーを待つ 群集に対し治安上の警戒

 国際原子力機関前事務局長ムハンマド・イル=バラーダイーが、明日金曜日の午後カイロ空港に到着する。「治安、政府、市民」の三方面が彼を出迎え、治安機関は、空港での出迎えにおけるあらゆる違法な集まり対して警戒している。情報筋によると、外務省が出迎えの代表にあたるが、「四月六日」運動の多くのメンバーが彼への支援を通りで訴えようとし、彼を支持するスローガンを書き空港へ皆で出迎えに行くことを促したため、治安当局が二名を逮捕し、取調べが行われている。
 カイロ国際空港の責任者筋は昨日、明日金曜日にオーストリアから帰国するイル=バラーダイー出迎えの意思を表明している諸団体は、法律違反、乗客妨害、乗客の外出妨害、または空港施設損害にあたる、と警告し、違反者には厳しくあたる、と強調した。イル=バラーダイーが出てくるホールは分かっていないが、「前回の旅行からして、おそらく三番ホールから出てくるだろう。多分VIPホールからで、VIPホール入場許可証を持っているだろうから」。
 ギザ治安当局は、「四月六日」青年運動オーガナイザーのアフマド・マーヒル、同運動アムル・アリーを、イル=バラーダイーを支持する表現を壁に書いていて、イル=アグーザ地区で昨日未明に逮捕した。治安筋によると、彼らの容疑は「通行妨害、公共物損壊、印刷物配布」である。
 「四月六日」運動はメンバー逮捕を糾弾する声明を出し、政治活動員の逮捕がイル=バラーダイー支持と彼を歓迎する意志を阻むことはない、と確言した。イル=ガド党元党首アイマン・ヌール氏は、検事長に対し、マーヒルとアリー逮捕について内務省指導部は法的根拠を欠いている、と届け出た。
٣ جهات تنتظر «البرادعى» فى مطار القاهرة.. وتحذيرات أمنية من التجمعات

 「四月六日」青年運動は、حركة شباب 6 ابريل - ويكيبيدياによると、フェイスブックから始まった活動で、2009年4月6日のゼネスト(失敗に終わる)に呼応したもののようです。
 フェイスブックのページ:Facebook | شباب 6 ابريل .. APRIL 6 YOUTH MOVEMENT
 「四月六日」ラジオ:راديو 6 أبريل - من نحن؟
 公式ブログ?:شباب 6 ابريل

 アイマン・ヌールは、前回の大統領選でイル=ガド(明日)党から立候補した人物。元は新ワフド党に所属し、反体制とはいえ親米派でアメリカとパイプを持っているらしいです。新ワフド党も支持基盤は地主層。

 「四月六日」青年運動について調べていたら、カッコイイ動画を見つけました。顔出ししてコレを言っているのは根性あります。訛りのあまりない綺麗な英語(だと思う)。

にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  政治  選挙  エルバラダイ  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. エルバラダイ歓迎で「四月六日」青年運動から二名の逮捕者|2010/02/18(木) 19:05:52|
  2. 新聞・メディア

エジプト・ムスリム同胞団の新指導者選び

ムスリム同胞団新指導者
ムスリム同胞団新指導者 posted by (C)ほじょこ

ムスリム同胞団、ラシャード・イル=バユーミーが同団新指導者宣言への同意を期待
アッザの辞退後、地位受諾の説得を続け、同団は新指導者就任祝賀および前任慰労会を準備

 本紙は、ムスリム同胞団の指導局学生部責任者のラシャード・イル=バユーミーが、数日で任期終了となるムハンマド・マフディー・アーキフの後を継ぎ、近い時期に同団新指導者として公式に発表する公算が高いことを入手した。
 同団筋によると、指導局および上院総会は、イル=バユーミー指導者の決定を伝えた。以前の指導者第一候補だったムハンマド・ハビーブが意向を翻し指導者職への立候補撤回を決め、一昨日、同団のすべての団体職に対し公式に辞表を提出し、指導者職への非立候補を宣言したことを受けたものだ。同団筋の明らかにするところでは、ラシャード・イル=バユーミーが同団指導者を宣言することへの現在唯一の障害は、イル=バユーミーが個人的に受諾を拒んでいることで、同団指導者の側から説得の試みが続けられている。新指導者職への立候補は、事実上ラシャード・イル=バユーミー氏かムハンマド・バディーア氏のどちらかしかなく、指導局選挙では当初バディーア擁立が優勢だったが、イル=バユーミー(七十四歳)が最多票を獲得し、同団としては彼の指導者職就任を期待している、と同団筋は述べた。
 同団筋の示すところでは、同団事務総長ムハンマド・アッザ氏は、指導局および上院総会に指導者職立候補辞退を公式に届け出たため、ラシャード・イル=バユーミー氏が、同団内で最も支持のある人物の一人であること、および(同団筋および同団員によれば)彼の組織内での「大々的な呼びかけ」の努力により、最多票を獲得した。同団は、ムハンマド・ハビーブ事件の混乱の後、指導者選挙活動を開始し、とりわけ衆院総会が候補者名に含めていたハビーブが一昨日辞表を提出したことから、指導局は彼の指導者職への意向を期待している。
 同団筋の述べるところでは、同団はその歴史上初めて、新指導者就任祝賀および前指導者ムハンマド・マフディー・アーキフ慰労の会を決定し、組織外の多くの公人を招くことを決めた。
 同団指導者への第二候補で有名なアル=アズハル問題で獄中にいるヒーラ・イッ=シャーティル氏の干渉が囁かれる件について、同団弁護士のアブドゥルムヌイム・アブドゥルマクスードは本紙に対し、指導局レベルで行われる選挙、あるいは指導者職をめぐって現在行われている選挙について、シャーティルとはまったく関係していない、と述べた。
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  政治  ムスリム同胞団  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. エジプト・ムスリム同胞団の新指導者選び|2010/01/04(月) 06:03:02|
  2. 新聞・メディア

議会制秩序は夢物語ではない

 アムル・ムーサー氏のインタビューを取り上げた時、「議員の5%以上の支持を受ける(政党候補の場合)」という大統領選立候補要件の本質的問題は、5%ということではなく、そもそもの議会の構成のされ方にある、ということを示唆しましたが、この問題にも関連し、議会の位置づけについて、非政府系新聞の論者が、政府系新聞の記者に対して、痛烈な批判を浴びせています。

議会制秩序
議会制秩序 posted by (C)ほじょこ

議会制秩序は夢物語ではない
ハージム・イル=バブラーウィー
議会制共和主義は、幾多の例を見るように、民主主義実現を支えてきた統治体制だ
統治における多数派の支配には問題も危険もない。なぜなら、これは民主主義の論理であるからだが、この支配は、権利と自由を保障する憲法による制限を条件とする

 2009年十二月五日のアル=アハラーム紙の「議会制共和国の夢物語」と題する記事で、ワヒード・アブドゥルマジード氏は、「自然は ? 主たる分野で夢物語で、政治、社会、思想、この分野において現在までにわが国および諸外国において現れた最大の夢物語である エジプトにおいて議会制共和主義を確立するという呼びかけは現在、この枠組みを含んでいる」と書いた。これは議論の余地のある発言だ。
 夢物語というのは--わたしの考えるに--個人の精神、または事物に対する集合意識における思い込み、あるいは現実存在を持たない力である。こうした思い込みは、存在しない事物を信じる精神の混乱、もしくは物語が社会的に定着していること、信念、人民に対する一般的意識などに帰せられ得るもので、これらは歴史的事実や自然に根拠を持たない。これらは伝統や支配的信念その他の結果である。これが「夢物語」の了解であるとすれば、議会制共和主義は現実に機能し歴史的に存在しており、これを無視することはできない。イギリス人は議会制秩序の下に生きており、ベルギーやオランダ、スカンジナビア諸国も同様だ。君主制ではないヨーロッパ諸国ということでは、イタリア、ドイツ、ギリシャ、トルコがあり、アジアには日本、インド、タイ、イスラエルがあり、長いリストになる。これらの真実を否定し、議会制秩序を夢物語や、ある種の人々の勘違いによる思い込みだと言うことはできない。「議会制秩序」は歴史的事実であり、好むにせよ嫌うにせよ、夢物語ではない。
 このことから、「夢物語」という慣用表現を用いたアブドゥルマジード氏がの意図は、議会制秩序そのものの存在を指すのではなく、現状のエジプトにおいてこのような秩序の確立を呼びかけること、であるのかもしれない。これはある程度、受け入れられることだ。だからといってやはり、「議会制秩序」の要求を「夢想的思考の類」とすることはできないが。おそらく、即時実行の機が熟していない--筆者(訳注:アブドゥルマジード氏)の考えでは--「政治的プロジェクト」ということかもしれない。適切な条件が揃った時、これが大衆の要求となるのを禁じるものがなくなるなら、ほとんどの改革の呼びかけはそうして始まったのだ。その枠組みにおいて、人民の目から見て、政治的状況または確立されている社会を変えることで状況を改善する機会があるということに正当性があるなら、それこそ、植民地主義からの独立において起こったことであり、人種差別主義秩序の元での平等要求であり、女性の地位改善であり、社会階級状況の改良である。これら総ての呼びかけは、適切ではない状況下で起こったのであり、その後、この多くが、様々な時の多くの国で、成功を収めたのだ。
 こうして見ると、アブドゥルマジード氏は、「夢物語」という慣用表現を、エジプトにおける議会制秩序要求を歓迎しない、という意味で使っているようだ。その利点と効用を疑っているようだ。一般的に言って、政治的秩序はすべて、議会制秩序だけでなく人間の秩序はすべて、長所と短所があるものだ。このことから、支持者と反対者の間でことは異なるし、「議会制秩序」にも--他と同様に--疑いようもなく、いくらかの短所があるだろう。しかし、公平に言って、これにはまた、無視できない長所があり、「議会制秩序」をかつて採用し、今も用いている多くの国において、証明には事欠かない。これらの国はすべて、この秩序を、それぞれの国の状況や歴史や自然に合わせて、改善し適応させたのだ。加えて、エジプトには、議会制秩序への歴史的試みが過去にあり、これに対する不満は、これへの攻撃に対する不満ほどではなかった、ということが、その場において記録されているのだ。つまり1923年の「議会制」憲法は、特別な大衆的場としてエジプトの記憶に位置を占めており、たとえ最大の明証が1952年七月二十三日の朝の革命にあるとしても、「軍隊の運動」の情熱は、この憲法の尊重の上にあったと確信している。
 「夢物語」という考えを議会制秩序の存在ということから遠ざけたとして、この秩序の欠点とアブドゥルマジード氏を苦しめているらしい点について、我々は自問する。問題は、氏の「私見」に発するものではないと理解すると、議論の余地のあるものかもしれない。この秩序の、アブドゥルマジード氏にとっての最も危険な問題点とは、何なのだろうか?
 筆者は次のように考えている。「議会制共和主義は、民主主義の実現を助けうる統治諸形態の一つであり、幾多の例を持つ。しかしながら、それは、多数派による独裁という別の状態へ導くかもしれず、社会における自由の普及の前に門戸を閉ざす。それ故に、議会制共和主義の見地は、社会における魔法の処方箋であるかのような夢物語の類になるのだ」。この最後の表現から明らかになるのは、ワヒード・アブドゥルマジード氏が「夢物語」により意図しているのは、議会制共和主義が「民主主義実現への魔法の処方箋を提供する」という強い考えであり、それは、この秩序が--筆者の言うところでは--「議会で多数派を占める党の独裁を進めるモーターとなり得り、立法を支配し、堅固な民主主義がなければ、続いて行政を制御するようになる」からだということだ。「多数派による独裁」が大統領制秩序においてもあり得る、とみなしているにも関わらず、彼は、この大統領制秩序--そのように見えるもの--に、「多数派による独裁」を避ける契機がある、と考えている。一方、魔法の処方箋の問題については、いかなる改革についても、「魔法の処方箋」があると信じている者はそう多くなく、ほとんどの思想家は、改革というのは長い道のりなのだと理解している、とわたしは確信している。
 それ故、議会制秩序の真の問題は--アブドゥルマジード氏にとっての--「多数派による独裁」であり、これはこの文脈や他の文脈で何度となく繰り返されている表現で、民主主義思想の根本原則への説明や参照において用いられることもあるほどである。民主主義は、その働きの基本において、「多数派の統治」であり、民主主義統治の諸事が多数派の意見から遠くなる、というのは受け入れられない。これは民主主義国家すべてで起こっていることであり、議会制秩序を採用している場合でも、大統領制秩序を採用している場合でも、同様である。「多数派の統治」は、それ自体としては欠点ではなく、人民への合法的な要求である。これこそ民主主義の論理であり、エジプトにおいては、野党が法律の公布において政府の多くの政策に反対し、政府は実際に、この批判に対する返答において、これらの政策における議会での議員多数派の意見を頼りにしている。「多数派の統治」それ自体は問題ではなく、アブドゥルマジード氏がこれに反対しているとは思えない。しかしここには--だからこそ--「多数派の独裁」の危険があるが、それは「多数派の統治」とは別の問題だ。多数派が個人の権利や基本的な自由を侵害する状況を制限する点において、またこれが憲法に含まれる点において、両者は異なっている。私見では、ここにおいてのみ、多数派がその権利を統治において濫用し、「多数派の独裁」の類に成り果てることがある。
 ここに、ジョン・ローン以来発展してきたリベラル民主主義の核心がある。民主主義の核心は、権利と自由の尊重にあり、「多数派」は単なる統治のための手段としてはならず、それゆえリベラル民主主義における「多数派の統治」は絶対的なものではなく、個人および団体の権利と基本的自由の尊重により制限されている。この権利と自由は憲法が信じるものであり、多数派であっても、これへの偏見が許されることはない。この点においてのみ、我々は「多数派の独裁」について語ることができる。
 以上より、統治における多数派の支配には問題も危険もない。なぜなら、これは民主主義の論理であるからだが、この支配は、少数派を含む全員の権利と自由を保障する憲法による制限を条件とする。これには、支配の永続化を防ぐための交代と保障の蓄積が必要である。もし多数派の名の下に、権利と基本的な自由が侵害されたら、これは許容しかねることであり、議会制秩序であろうが大統領制だろうが、変わりはない。
 アブドゥルマジード氏は--「多数派による独裁」についての氏の考えを強調しながら--議会制秩序は「行政府を立法府の中にしっかりと組み込んでしまい、政府を監視することでこの役割を完全に停止させ得り、これを従順につき従うものとして、その政策と決定を繰り返すだけのものとしてしまう」。奇妙なのは、この意見は、エジプトの野党が批判しているものと、まったく同じだ、ということだ。それは、政府を批判する次のような言葉である。「エジプトにおける現行の大統領制は、立法府を行政府に従順に付き従うものとするものである。野党の訴えるところでは--そこにはいくらかの弁明があるが--エジプトにおける大統領制は、立法府を弱体化させ、これを成り立たなくさせており、「行政府に従属させ」、この「大統領制秩序」における我々の全経験を通じ、議会が大臣から信を引き出したり、法秩序の本質的な修正を行う、ということは、一度も起きていない。これを浮き彫りにするのは、昨今のすべての憲法修正が、「政府」の諮問の上に、その主導権の元に成っているということだ。革命以来のエジプトの主たる憲法は、行政府の長の手になる支配の中枢であり、立法府を「行政府に従順につき従い、その政策と決定を繰り返すだけのものとする」という、ほとんどの民主主義国家に例を見ない方法に拠っている。これはアブドゥルマジード氏の言に従うものだが、丁度反対になっている。ほとんどの憲法法学者は、イギリスにおける「議会制秩序」は、「政府」を議会委員会の一つとし、立法府の支配を行政府に従う範囲とするもので、「議会制秩序」は立法府を強化するものであっても弱体化するものではない、と考えている。
 記事の筆者は、次のように締めくくっている。「ことがこの通りであるなら、現在の我々の状況で議会制共和主義を呼びかけることは、内容においても形式においても、夢物語的思考の類であり、現況の元では、政治秩序の根本的で完全な変更と、まったく新しい憲法の公布なしには不可能である」。言い方を変えれば、アブドゥルマジード氏は「議会制秩序」への呼びかけは、その時期(訳注:憲法改正などの準備が整い、真の議会制秩序が実現される時)に先立ち、状況はそのために政治的に準備されたものではない、と考えているのだ。これが彼の意図であるなら、この筆者の考えはまったく正しいが、内容においても形式においても、その考えを夢物語とするものではない。わたしが憲法から理解しているところでは--あるいは、憲法というものから理解しているところでは--人間活動は修正に直面するものであり、変革は規定された基礎構造に合致すべく法の枠組みの中で今もって実行中であり、憲法そのものが、その修正の公布布告の父である、ということだ。この文章で意図されているのは--お世辞ではなく--ことを打ち立てる際に用いられるもので、多数派に受容され歓迎されるべく、意見と考えを提出し始めるものなのだ。ここにおいて、憲法改正にむけて採り得る道を可能にすべく、地上に権利を捜し求めるものなのだ。それゆえ、公衆の意見を築き上げるために、諸見解を取り上げることを制限してはならない。これがその時期に先立つためであり、これこそが民主主義なのだ。
 何人たりとも、力で強要され、あるいは依拠すべき法に反して、意見することを課されたくはない。しかし、意見を取り上げ真剣に議論することを許す法的枠組みの下で、テーマをもって意見を交わし続ける権利はある。エジプトにおける「議会制秩序」への呼びかけは、この枠を出るものではない。
 アッラーのみがすべてを知る。

 ことの是非以前に、こういう基本的な政治議論が新聞紙上で論じられ、新聞というメディアが、立派な政治性の発射台になっている、という点は、とてもポジティヴに見られます。
 翻訳がダメなせいでうまく伝えられていませんが、元の文章は、そこそこの長さがあるにも関わらず、平易で流暢な表現と知的で辛辣な皮肉で構成されていて、非常に読ませるものです。さんざん皮肉でこき下ろした後、「このような議論こそが議会制秩序への道にとって必要」とか「憲法改正が必要なら改正すればいいじゃない」みたいな方向に持っていくところも、なかなか巧みです。
 こうした文章の質と政治性では、日本の新聞とは比べ物にならないほどレベルが高いです。
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  政治  民主主義  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. 議会制秩序は夢物語ではない|2009/12/29(火) 07:10:25|
  2. エジプト留学日記

アムル・ムーサー、エジプト大統領選および諸問題を語る

アムル・ムーサー ロングインタビュー1
アムル・ムーサー ロングインタビュー1 posted by (C)ほじょこ

 エジプトで大変人気があり、大統領候補とも囁かれるアラブ連盟事務総長アムル・ムーサーのロングインタビューがありました。
 法制度上の制限等から、このままでは事実上現職再選もしくは「世襲」となる可能性が高いのですが、エジプト国民の多くは現状を快くは思っておらず、先日「条件付出馬」を表明したイル=バラーダイー(エルバラダイ)氏と並んで、アムル・ムーサーも「刺客」候補の一人となっています。
 周囲でそれとなく聞いた印象では、アムル・ムーサーはイル=バラーダイーより人気がある様子。あまりに人気があるので、危険視されて、アラブ連盟事務総長という「名誉職」に飛ばされているわけです(名誉職は言いすぎかもしれませんが、現在のアラブ連盟は名前のような勇ましいパワーは持っていない)。

 まず、前編の見出しから。

本誌とのロングインタビューで立場を決する
アムル・ムーサー:大統領職への道は「閉ざされている」

七十六条は立候補を望む者への非常な制約
七十七条は生活上の伝統慣習に反し、大統領職に任期制限があるのは極めて妥当
選挙に対し最大限の司法監視が入れることに賛成
国際監視については欠点も問題も見当たらない
わたしが与党の下で立候補するのは安易であり政治的日和見主義だ

アラブ連盟については、一度ならず辞表提出の手前まで行ったが、連盟の存在に怖れを抱いた
少なくとも一年半後にはアラブ連盟を去り、以後は、発展の道において社会が頼れる人間の一人となることができる
エジプト社会は大変な抑圧状態にある。教育は、国内的にも国外的にも必要もないことを押し付けている

ムバーラク大統領は立候補するだろうと考えている。その場合、選挙と候補者のシナリオは、立候補しなかった場合とは異なるものになるだろう
(ガマール・ムバーラクがその父の存命中に大統領選に立候補することは自然なことか?という問いに対し)我々は、単に目撃者であるだけではすまないことだろう

憲法改正を語るすべての者を、敵として扱うべきではない

いかなる社会においても、我々は国民と法を畏れなければならない。もし国民が大声で主張し集まっていないのなら、なぜこれを畏れるのか。もし法に小さな穴もないなら、なぜこれを畏れるのか(訳注:実際には国民は不満を抱え主張していおり、法は穴だらけ、の意)

イル=バラーダイー(エルバラダイ)は、彼のやり方で立場を表したが、この方法で攻撃するのは正しくない。わたしは、わたしを脅迫する者に言う。「一人を脅迫すれば(テロ攻撃を加えれば)、二人目が現れるし、三人目が続く」
アフマド・ザウィール(訳注:化学者、1999年ノーベル化学賞受賞)の力と学問を役立てたいと、どれほど願っていることか。ムスタファー・イッ=サイード(訳注:エジプトの化学者)についても、彼ら二人のような学問と栄光ある他の人物についても同様だ
政府は議会に対し、質問も許さないままだ。できるのかどうかもわからない。我々は「語る者は成し遂げる」という考え方を持つようになった

 憲法七十六条は、2005年の大統領選挙時に改正され、それまでの信任投票方式から、一応複数候補が立候補できるようになったものの、少数政党・独立系候補に非常に厳しい内容。
 政党系候補については、全議員の5%以上の支持がないといけないのですが、野党議員を全部合わせても5%に満たず(イスラーム系無所属を合計すれば越えられるが、超超党派の団結が必要)、事実上与党国民民主党しか候補を出せません(2005年選挙では特例として公認政党からは議席数に限らず候補者が出せた)。
 独立系候補については、上下院および地方議会から250名以上の支持(うち下院議員から65名以上)がないといけませんが、これらの議会の全議員数は3859名で、政党系候補以上の難関。下院の選挙で選ばれる議員数は444人なので、14%以上の支持が必要ということで、政党系候補の更に三倍ハードルが高くなっています。
 もちろん、重要なのは5%とか14%とかいう数字ではありません。大統領選出馬に一定の制限がかけられるのは当然ですし、「普通の議会」で議員の5%というなら十分マトモな規定でしょうが、要するに5%とか言う以前に、母数になっている議員の選ばれ方が既に怪しい、ということです。

 一方、憲法七十七条は、大統領の任期(六年)と再選について規定したもので、ここには「再選可能」との記述があるだけです。つまり、再選回数に制限がないわけで、六年ごとの「選挙(以前は信任投票)」をクリアすれば、永遠に再選ループを続けられる、という仕組みです。

 この両項目についてアムル・ムーサーの語る下りは次の通り。

--七十六条と七十七条についての議論があるが、これについての意見は?
 現行憲法の第七十六条についてお尋ねなら、これは立候補したい者にとって究極の制限だ、と言おう。この重要な職に進もうという者に対しては、基本的な基準と制限がなければならないが、必要なものと反対の結果に導くようなものではいけないし、門戸を閉ざすものでもあってはならない。一方、七十七条についてだが、生活上の伝統慣習では、世代交代、責任の委譲、国の変化、世代から世代への受け継ぎが行われるものだ。このことから、国の大統領職および他の多くの地位に時間的な枠組み(訳注:再選制限)があるのは、至って合理的なことだ。これは変化の伝統慣習であり、フランス、アメリカ、イギリス、インド、ブラジル、南アフリカ等々に例を見ることができる。これらの国は、生活上の様々な面で進歩し大きな成果をあげた。その原因はたくさんあるが、わたしは開かれた民主的システムとしておきたい。

 イル=バラーダイー(エルバラダイ)の「条件付き出馬」について。

--イル=バラーダイー氏の立場と大統領選出馬のためにあげた条件について、どうコメントされますか。特に、彼があなた同様、いかなる政党にも属さず独立のままであることを欲していることについて。
 イル=バラーダイーは、彼のやり方で立場を表したが、この方法で攻撃するのは正しくない。この立場に賛成するにせよ反対するにせよ、公職についての彼の意向を尊重すべきであり、このことを主題として議論しなければならない。

 ちなみに、イル=バラーダイー氏とアムル・ムーサーは、遠い親戚関係にあるそうです。

 アムル・ムーサー自身の出馬について。

--あなたの言葉を、現在の情勢では、大統領選に出馬することは現実的に不可能だ、と理解しましたが。
 わたしは現実的人間であり、夢想家ではない。また健全な政治は、単なる理論や知名度ではなく、熱意の上に打ち立てられなければならない。わたしは、お陰様で、知名度については申し分なく、立候補宣言でその成果を摘み取ることもできる。質問は、それは可能か、ということだろうか。それなら答えは、道は閉ざされている、というものだ。

アムル・ムーサー ロングインタビュー2
アムル・ムーサー ロングインタビュー2 posted by (C)ほじょこ

 続いて、後半の見出し。

アラブ世界は「分裂し疲弊し弱体化している」と素描する一方、アムル・ムーサーは言う「民族が何だ、アラブが何だ」という者達は、「紙とペン」を共有する利益を軽んじている(訳注:アラブとして統一的な言動を取ることのメリットを無視している、の意)

アラブ連盟の活動を麻痺させようとする勢力がいる・・なぜなら、全体としてのアラブという立場が、彼らにとって「都合が悪い」からだ
わたしは「アラブ民族主義」について、情感を込めたり、喝采を送るような意味では語らない・・アラブ諸国はすべて、その「全体としての」問題について語らなければならない
現状では、イスラエルとのいかなる仲裁も無駄である、と考えている・・トルコの役割に悩まされてはいない

中東は変革に瀕している。トルコのように回帰してくる勢力がある(訳注:一度は中東世界の枠組みから離れつつあったが、再び仲間となりつつある、の意)・・また、イランのように上昇しているものがある。一方、アラブ世界は役割において弱体化している

「政治ゲーム」は、最初の頁から最後まで、完全にその役割を終えた

和平プロセルに期限を設けなかった点で、また国連を脇に置いてしまったこと、「公正なる仲介」なるものを受け入れてしまった(訳注:括弧付きの「公正なる仲介」は、暗黙裡にアメリカを指している)点において、我々は誤った。

エジプト国民、そしてエジプトの政治家として、わたしは言う。「もしイスラエルに核プログラムがあるなら・・一方でイランにも可能性があるなら・・エジプトの核プログラムもまた、急がれねばならない

パレスチナ問題には腐敗がある・・パレスチナ人は、彼らの権力闘争において、責任の一端を負っている
アラブ・イランの対話の枠組みが必要だ・・これのどこに危険があるのか理解できない
イランとは、地理的関係からいって、どちらからも脅迫を加えることなく、共存というファクターに重点を置いていかなければならない
エジプト・アルジェリア間の問題が「飛び出して」しまった(訳注:潜在的だった問題が顕在化した、の意)・・無関心と脆弱さが、我々の社会の一つの特色なっていまったと感じる

 「エジプトも核プログラムを急ぐべき」というのは、もちろん核兵器開発のことではなく、「核の平和利用」の意です。

(…)もちろん平和的な枠組みにおいてだが、核についての活動を開始すべきだ。我々は、この大変デリケートで、また社会の学問的発展と大いに関係ある問題について、完璧に出遅れてしまっている。
--それでは、エジプトの核活動開始の決定は正しい、と考えているのですか?
 もちろんだ。この件についてのアラブ連合の決定を見て欲しい。我々は既に、アラブ諸国全体に対し、原子力の研究の学校への導入、原子力の平和利用の進展、社会的要請に応えるための原子力利用を求めているおり、ヨルダンおよびUAEは実際の活動を熱意をもって開始している。これは、彼らの関心を将来的に彼らの国へと届けるためのものだ。

 もちろん「核の平和利用」というのは一般に、単なるエネルギー政策ではなく軍事的・政治的プレゼンスのためのものでしょうが、中東のパワーバランスを考えると、イランやエジプトが核技術を持つことは、マイナスではないと、個人的には思っています。
 少なくとも、エジプトは米国に抗って核の軍事転用を進めるところへ暴走することはあり得ないでしょうし、イランも、米国が余計な刺激を与えなければ、一部のシオニストが懸念を表明しているように、イスラエルに対して先制攻撃を仕掛けるような真似はしないのではないかと思っています。
 ただ、エジプトにとっての最大の懸念の一つ、パレスチナ問題について言うなら、軍事的プレゼンス云々より、米国の政策を内部から少しずつ変えていくことを、アラブ諸国全体およびイスラーム社会全体として、試みていくことが重要だ、と考えていますが・・・。

追記:
 この記事はフスハーで書かれていますが、ところどころにアーンミーヤが混ざっています。インタビューそのものは、「文化人の言葉」つまりフスハーとアーンミーヤの中間形態で行われたのでは、と推測されますが、基本的にはフスハーに「翻訳」され、不自然になるところはアーンミーヤの表現を生かしているようです。
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  アムル・ムーサー  大統領  選挙  大統領選  エルバラダイ  政治  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. アムル・ムーサー、エジプト大統領選および諸問題を語る|2009/12/28(月) 03:55:09|
  2. 新聞・メディア

エルバラダイ大統領

 イル=バラーダイー(エルバラダイ)氏の、エジプト大統領選への「条件付出馬」に関して、短いですがとても面白い記事がありました。
 彼の「条件」とは、「公正な選挙が行われること」「独立系候補を認めること」等、「世襲」のための法制度が固められた現状にあっては、はっきり口にしなくても誰もが不可能とわかっているものです。つまり、彼の「条件付出馬」とは、それ自体が痛烈な政府批判になっているのですが、当然のことながら、政府国民民主党からは、様々な批判がぶつけられています。

イル=バラーダイー大統領
イル=バラーダイー大統領 posted by (C)ほじょこ

イル=バラーダイー大統領

 とうとうイル=バラーダイーが、暗黙のうちに、来る大統領選挙への不出馬を表明した。確かに、彼の口からはそう言っていない。ただ彼の知性と魂からそう言ったのだ。公正な選挙を望むことを理由に、はっきりと実現不可能と知りながら、選挙の実施法を改革することを条件とした時に。今や、問いはこうだ。どうして我々が、公正な選挙を行うというのか? この男は夢見ているのか、勘違いしているのか、野望を抱いているのか。重要なのは、彼が多くの条件で不可能を要求し、そこに最後の条件、つまり、ナイル川をアレキサンドリアからアスワーンに向けて流す、という条件を付け忘れたということで、誰もが彼が出馬しないということを確信している。興味深いのは、イル=バラーダイーの条件ではなく、各紙の編集長たちが行った彼への攻撃と、彼の条件および誰もが疑わないその尊敬すべき人間性への嘲笑だ。ここで、問いはこうなる。もしイル=バラーダイーが直接出てきて大統領選に出馬しない、と言っていたら、同じだけの中傷と詮索があっただろうか? 国際原子力機関のような国際機関で、華々しい役職に辿り着き、その任を終えた後で、彼が生まれ育ち、役立つ男として世界に送り出してくれた国の選挙に立候補することを考えた時、イル=バラーダイー氏は誤ったのだろうか。なぜ我々は、我々の象徴を中傷しようとするのか。なぜ我々は、我が国における、この世界的に尊敬される人物を生み出した好意をないがしろにしようとするのか。編集長の一人の主張が行ったように、彼をスウェーデン国籍に結びつけようとしたりするのか。エジプト人たちよ、君たちには驚かされる。少し違うかもしれないが、もしクフ王がもう一度生命を吹き込まれて、大統領選に出馬したとしたら、彼からエジプト国籍を引き剥がして、ピラミッドから放り出すのか? 諸兄よ、彼の言ったことが、単なる彼の望みであるなら、その望みが困難で実現に程遠いことは我々が皆知っていることなのだから、こんな大騒ぎは必要ないはずだ。彼は願い、我々は夢見、彼と彼の試みを誇りとし、アッラーにことを預け、助けを待つ。最後に、わたし自身はイル=バラーダイーの擁立に賛成していない。だがまた、庶民の名の下に語り、庶民は彼の課した条件を受け入れないと言う者たちの誰が出てくるのであれ、わたしには困難なことだ。最後の問いは、この兄弟に対する、おかしくて泣かせるものだ。あなたはいつから、庶民たちを気にかけるようになったのか? 誰が、庶民の名の下に語る資格をあなたに与えたのか? その地位には、選挙によって着いたのか、それとも当局による指名で? その当局は、彼ら庶民を味方せずにやって来たのだが。

 翻訳の拙さを無粋な説明で補っておきます。
 「どうして我々が、公正な選挙を行うというのか?」というのは勿論、そんなことは不可能、との意。
 「編集長たち」と言われているのは、新聞の編集長のことですが、暗黙的に、イル=バラーダイーを批判している政府系新聞の編集者を指しています。「彼の言ったことがただの望みであるなら、そんな口やかましく騒ぎ立てる必要がどこにある?」という皮肉です。
 「スウェーデン国籍」云々というのは、彼がスウェーデン国籍を持つ二重国籍者だ、という、政府系新聞による中傷のこと。イル=バラーダイーを生み出したのは、他ならぬ我らが祖国なのに、その祖国の名誉まで傷つけるのか、との意。
 イル=バラーダイーの擁立に賛成しかねないながら、同時に「庶民の名の下に語る」者たちにはもっと賛成できない、と言っています。彼らは「国民はイル=バラーダイーの条件などのめない」と主張しているのですが、そう言っているのはもちろん、「国民」ではありません(笑)。
 「あなたはいつから、庶民たちを気にかけるようになったのか?」。もちろん、今でも気にかけていない、という皮肉。
 そして、選挙についてのイル=バラーダイーの発言を批判している者たちは、選挙でその責に着いた訳ではなく、皆政府の指名で「天下り」(?)して来ているだけ、ということです。

関連記事:
エジプトの超党派的改革運動「キファーヤ」、イル=バラーダイー(エルバラダイ)氏の「条件付出馬」を支持
イル=バラーダイー(エルバラダイ)、大統領選での政党擁立を否定、憲法改正を訴える
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  大統領  選挙  大統領選  エルバラダイ  政治  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. エルバラダイ大統領|2009/12/22(火) 05:56:25|
  2. エジプト留学日記

エジプトの超党派的改革運動「キファーヤ」、イル=バラーダイー(エルバラダイ)氏の「条件付出馬」を支持

 エジプトの超党派的改革運動「キファーヤ」が、共和国大統領選挙へのイル=バラーダイー(エルバラダイ)氏の「条件付出馬」と憲法改正の呼びかけを支持しています。

キファーヤの記事
キファーヤの記事 posted by (C)ほじょこ

「キファーヤ」、結成五周年デモでイル=バラーダイー氏を賞賛
同運動はエジプト大統領選出計画を提示、キンディール「キファーヤは不死鳥のようだ」

 変革のためのエジプト運動「キファーヤ」のメンバー約200名は昨日、最高裁判所前で、同運動の最初のデモから五年を記念誌、デモを行った。デモ隊は「続任にノー、世襲にノー」のプラカードを掲げ、運動指導者はこれを「運動の回帰と新たなる誕生」とした。運動の組織長アブドゥルハリーム・キンディールは、彼の言う「次の時代の計画」が、500名の一般人を含む「エジプト大衆のための総合組織」の組織固めを始め、続けて「エジプトの為の統一首長」を選出、続けて計画の最終段階として、この首長の承認のために組織的に圧力をかけていく、と述べた。
 デモ隊は、「我々はイル=バラーダイーの時代の祖国を歓迎する」と大書きされたプラカードを掲げ、国際原子力機関前事務総長ムハンマド・イル=バラーダイー氏に「偉大なるイル=バラーダイーよ、我らと共に、イル=バラーダイーよ、決起の時よ、不正に対し、不義に対し」と特別な歓声を上げた。フェイスブックでのイル=バラーダイーに賛成するグループの一つの創設者で、詩人のユースフ・アブドゥルラフマン・イル=カルダーウィーは、反体制の詩を読んだ。キンディールはイル=バラーダイーに謝意を表し、「現体制の元では選挙出馬しない、という彼の立場に感謝する。彼の憲法改正の呼びかけを歓迎する。我々は、憲法改正のために彼と共同戦線を張る用意があり、また大衆と共に改正に向けて活動する用意がある、との彼の言葉を歓迎する」と述べた。
 デモには、アフマド・ブハーゥ・シャアバーン、アブドゥルジャリール・ムスタファー、フダー・ヒジャージー、故アブドゥルワッハーブ・イル=ムシーリーの未亡人、といった、長い間行動していなかった運動指導者が多く参加した。アフマド・ブハーゥ・シャアバーンは、「続けざまに起きる出来事」と「次の段階の危険性」が、メンバーと「キファーヤ」組織を、路上への再回帰に向けた集結と一致へ後押しした、と述べた。キンディールは、デモ行進の後、多くの衛星放送が撮影しているのを意識し、こう述べた。「我々は今日、終結した。『キファーヤ』は死んだ、と言ったすべての人へのメッセージはこうだ。彼らは、彼らの怒りにより死んだのだ。我々の運動は、灰から蘇る不死鳥のようだ。我々は我々の約束を続け、戦い、声を上げる。続任にノー、世襲にノー」。


 كفايةキファーヤとは、الحركة المصرية من أجل التغيير‎「変革のためのエジプト運動」の俗称で、「十分」「もう沢山」という意味。ムバーラク政権と世襲への反対を訴える草の根グループです。2005年の大統領選で盛り上がったものの、最近沈黙していたものが、イル=バラーダイー氏の発言から、再度息を吹き返したきたようです。
 ナセル主義者、イスラーム主義者、リベラル、左派などの国際的な幅広い層の参加した運動で、中心的な活動家アブドゥルハリーム・キンディールは、ナセル主義の新聞アル=アラビー紙の編集者。「シカゴ」「ヤコビアン・ビルディング」の作家アラーゥ・イル=アスワーニーも参加しています。

関連記事:
イル=バラーダイー(エルバラダイ)、大統領選での政党擁立を否定、憲法改正を訴える

キファーヤと子供
キファーヤと子供 posted by (C)ほじょこ
にほんブログ村 海外生活ブログ エジプト情報へ
人気ブログランキングへ
エジプト  政治  大統領選挙  大統領  選挙  エルバラダイ  キファーヤ 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. エジプトの超党派的改革運動「キファーヤ」、イル=バラーダイー(エルバラダイ)氏の「条件付出馬」を支持|2009/12/16(水) 05:04:40|
  2. 新聞・メディア
次のページ

スポンサードリンク

ランキング

最新記事

カテゴリ

エジプト留学日記 (127)
エジプト留学雑記 (43)
アレキサンドリアの旅 (1)
シナイ半島の旅 (6)
ルクソール・アスワーンの旅 (7)
新聞・メディア (123)
留学まとめ (8)
試論・雑記 (9)
未分類 (0)

月別アーカイブ

サイト内検索

アラブ・イスラームおすすめ本

アラビア語の教科書

エジプトの写真

タグ

エジプト カイロ 新聞 留学 アラビア語 アーンミーヤ イスラーム 食べ物 文化 動物 日本 サッカー 日本語 エルバラダイ 治安 選挙 医療 イスラエル 交通 政治 恋愛 観光 男女 フスハー アルジェリア ラマダーン ルクソール アメリカ IT ガザ地区 英語 学校 映画 クルアーン パレスチナ アムル・ムーサー 大統領 社会 経済 中国 ニカーブ 精神医療 労働 シャルム・ッシェーフ アパート エルサレム ドイツ ナイル川 豚インフルエンザ 物価 テロ スポーツ ビーチリゾート 病気 ダハブ 音楽 生活 ナイル 写真 ホテル イード・ル=アドハー 衛星放送 ハマース ガス 勉強法 辞書 教科書  シナイ半島 信仰 小説 気候 買い物 エジプト航空 長距離バス アスワーン マシュラバ コプト インドネシア カリカチュア ロシア ロバ 貧困 停電 身体障害者 アニメ バス ネット 自殺 トルゴマーン トゥクトゥク 電話 洗濯機 風邪 記法 カタル アバーヤ ロボット  ケニア ザマーレク ラムスィース エレベータ 電車 環境問題 アラーゥ・アル=アスワーニー トルコ イギリス ユダヤ フェミニズム ムスリム同胞団 ミウザナ ラクダ 男女関係 乞食 インフラ 大学 クウェート マルワ・イル=シャルビーニー イラン ダンス 大統領選 法律 衛生 キリスト教 サウジアラビア お酒 水道 洪水 教材 遺跡 Google マクハー スウェーデン ジョーク タウフィーク・アル=ハキーム 古代エジプト 子供 喧騒 スイス オールドカイロ コカコーラ 賄賂 モガンマア ビザ 自動車 ヘブライ語 イントネーション ジェスチャー 原爆 シリア トンデモ アル=フサリー 陰謀説 排外主義 ピラミッド タンターウィ コシャリ スーパー 商業 ダム イスラーム主義 看板  教師 イスラーム地区 エチオピア コンゴ google 動物園 タヒーナ 携帯電話 ダウンタウン 倫理 メトロ リスク 大気汚染 グローバリズム スーフィー 孤児   オーストラリア ムハンマド・へニーディ グラスボート ハリーグ・ッナアマ 煙草 オールドマーケット ベドウィン 礼拝 イフタール シャルム・イッシェーフ ナイトクラブ 護身 短剣 貧富の差 パピルス 否定文 ショッピング 砂糖 ヘルワーン 化粧品 お土産 アレキサンドリア アルジャジーラ子供チャンネル 仕事 CM 言語 アルアファーシー  服装  書籍 正書法 ラファフ サファリパーク 民主主義 長者番付 道徳 寛容 家族制度 開発 アーシューラー サッカーラ 名誉殺人 ウルフィー 家父長制 人口爆発 性犯罪 イスラームヘイト ヒジャーブ キファーヤ カイロ大学 セクハラ  ファイスブック  臓器売買 EU 憲法 表記 ウサーマ・ビン=ラーディン 大統領選挙 ガーダ・アブドゥルアール ナギーブ・マフフーズ カタカナ ナンパ タイ クリスマス 汚職 健康保険 西岸 行政 麻薬 スーダン 農業 イブラーヒーム ムバーラク 憲法改正 シャルム・ッ=シェイフ 訃報 タンターウィー エネルギー アズハル 少子高齢化  試験 飛行機 豪雨 日本人 スンナ 天皇陛下 ファルド アスワンハイダム ユースフ・アル=カルダーウィー 清掃 リビア 道路 拷問 CIA 人権 ウクライナ 痴漢 アル=アファーシー 風刺漫画 ユダヤ教 湾岸 おしん サマータイム ウナギ文 ヒズブッラー 日本語教育 リンゴ セイフティネット  地域社会 電化製品 UAE   戦争 軍隊 徴兵制 ファストフード 接客 ストリート アザーン 陰謀 建築 翻訳 北朝鮮 歌詞 ヒシャーム・アッバース  エジポップ 字幕 ワールドカップ カルナック フルーカ 方言 安宿 断食 休暇 下水 王家の谷 王妃の谷 アイデンティティ ターハー・フサイン バックパッカー 砂漠 ハトシェプスト女王葬祭殿 メムノンの巨像 漫画 マアラ イラク フランス アラブ諸国 巡礼 オバマ オペラ 発音 イメージ シーフード  人生 文学  老人 書店 結婚式 

検索フォーム

RSSリンクの表示

プロフィール

ほじょこ

Author:ほじょこ
アラビア語修行にエジプト留学して帰国。翻訳やっています。お問い合わせは下のフォームから御気軽に。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。