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コプト教徒惨殺事件追悼



大聖堂の階段の悲しき讃美歌

 一昨日、数百人がコプト正教会大聖堂の階段に集い、毎週行われる司祭の説教の前に、七人の市民が犠牲となったナグア・ハマーディーの事件が批判された。
 集会のほとんどの参加者は、この機会のために特別にあつらえた黒い服を着ており、そこには、福音書の聖句と共に「なぜわたしを殺すのか」と書かれていた。教会の入口に立てられ、花と蝋燭に囲まれた記念碑の前で、悲しみの讃美歌を繰り返した。
 ウゥバトゥ・ッナフル教会の司祭でイル=カティーバ・ッティビーヤ編集長のイル=クムス・マティヤース・ナスルが、この集まりを先導した。この後ナスルは、聖堂の司祭の入場後、集会を終わらせたが、参加者はシュヌーダ司祭の話を聞くことを求め、説教の後も集会を続けようとした。
 一方、シュヌーダ司祭は、ナグア・ハマーディーの事件はぞっとするものだ、と語った。教会のスポークスパーソン、マガッラ・イル=カラーザは、イードの祝賀に訪れた重要人物らと話したが、彼らは皆、この酷い犯罪に対する非難を示していた、という。

 イル=カティーバ・ッティビーヤは、コプト教徒の運動・新聞らしく、コプト語による教育などを提唱しているらしいです。
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  1. コプト教徒惨殺事件追悼|2010/01/22(金) 16:14:49|
  2. 新聞・メディア

コプト教会での銃乱射事件

 コプト教会での銃乱射事件は日本でも報道されているので、ご存知の方が多いでしょう。レイプ事件の報復が動機等、憶測が聞かれますが、本当のところはまだわかりません。容疑者は一応逮捕されていますが、犯行を否認しているようです。

コプト教会銃乱射事件
コプト教会銃乱射事件 posted by (C)ほじょこ

警察当局、エジプト人七人の殺害者に「テロ」容疑を問う構え 警察は「陰の扇動者」を追う
第一容疑者は犯行を否認 新たな衝突で家屋6軒と店舗16軒が焼け、2名負傷

 本紙の入手したところでは、警察当局は、クリスマス(訳注:コプト教会のクリスマスは1月7日)の夜にナグア・ハマーディで起きたエジプト人七人の殺害の三人の容疑者に対し、「テロ」および故意殺害、宗派対立扇動、武器所持の疑いすべてを、関連するものとして問う構えである。彼は事件について何も知らないと言っており、警察の調書では犯行には身元の分からない「扇動者」がいるとされている。
 「ハマーム・イル=カムワーニー」の名で知られる第一容疑者ムハンマド・アフマド・ハサンは、警察に対し、警察官が彼を農場から連行し、血の惨劇について何もしていないのに、友人と共に容疑者として突き出した、と語った。警察は第二容疑者クルシー・アブー=ル=ハッガーグおよび第三容疑者ヒンダーウィー・サイードに聴取を行い、取調べのためにこの三人を十五日間拘留する。
 一昨日夕、ナグア・ハマーディのいくつかの地域およびその親戚筋の移住している村で、六時間に渡り新たな衝突が起こった。六軒の住宅と十六軒の店舗が焼かれ、二名が負傷した。その後、事態収拾のために治安部隊が催涙弾で介入した。衝突は、およそ二百名の若者が 犠牲者の名前を叫び、治安部隊に罵声を浴びせた後に起こった。攻撃のあった村の何十人もの若者が通りに出て、石や棒や卵を投げもみ合いになった。治安部隊が事態を収拾したのは、土曜日早朝二時だった。

 事件の背景に、ムスリムとキリスト教徒の対立があるのか、はっきりしたことはわかっていませんが、コプト教会のクリスマスに教会で銃撃したとあっては、そうした要素を疑われても仕方がないでしょう。
 仮に犯人がムスリムであり、宗教対立が背景にあったとしても、もちろん犯人たちはマトモなムスリムではないし、ただの犯罪者です。
 ただ、以下のようなよく聞くムスリムの意見には、少し疑問も抱きます。
 「テロリストはムスリムではない。ムスリムの一人が犯罪を犯したことで、なぜイスラーム全体を敵視するのか。マルワさんがロシア系ドイツ人に殺されたからといって、わたしたちはドイツ人やロシア人やキリスト教徒を敵だと思ったりはしない」。
 この言説は尤もであって、たまたま犯人がムスリムであったことでイスラーム全体を敵視するような姿勢は、いかなる関係にあっても厳に慎まれれるべきものです。
 しかし、犯人たちが、たとえ口先だけでも「イスラームを口実として」「イスラームの名の元に」罪を犯したとしたら、ただ単に「あんなヤツらはムスリムではない」というだけでは、済まされないものがあります。
 「あんなヤツらはムスリムではない」という気持ちは大変よく理解できるし、こうした言葉を口にする時、わたしたち(敢えて「彼ら」ではなく「わたしたち」と言おう)の多くは、責任回避やとばっちりが来るのを避けようとしているわけではありません。
 しかしそれでも、わたしにはどこか無責任に感じられるところがあります。
 彼らは「ムスリム」ではない。少なくとも、マトモなムスリムではない。
 にも関わらず、彼らの一部はイスラームを旗印としてしまったわけであって、そうしたムスリムを生み出してしまったことには、イスラーム社会全体として、責任の一端はあるのではないでしょうか。

 子供が犯罪を犯したからといって、親兄弟が裁かれて良いわけはありません。社会的な誹謗中傷が向けられるのも間違いです。
 しかし、親が何の関係もないかといったら、それも少し違います。誰も責めてはいけませんが、親自身にはやはり、自身を問い詰め、思考する義務がある。「あんな子はうちの子じゃありません」では済まないし、仮にそう言いたくても、口に出してはいけないでしょう。

 だからこれは、「親」の、イスラーム共同体そのものの、内面の問題です。
 非イスラーム圏、あるいは非ムスリムからイスラームへ向けられる誹謗中傷には、断固として反対します。
 しかし、イスラーム共同体内部に仕事が残っていないと思ったら、それは大間違いです。
 我々は思考しなければならない。なぜ、わたしたちの子供が、わたしたちの神の名の下に、その名を汚す大罪を犯してしまったのか。いかにして、これ以上の罪を防ぐのか。

 幸か不幸か、わたしたちにはまだたくさん「子供」がいます。
 わたしたちの子供を、審判の炎から守ることが、わたしたちの義務でないとしたら何でしょうか。
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  1. コプト教会での銃乱射事件|2010/01/11(月) 07:14:44|
  2. エジプト留学日記

アラビア語の文章構造、中国を哂う者を中国と罵る

 日本人アラブ文学研究者K氏とお話した時のことで、一つメモし忘れていたのですが、彼が「エジプトの新聞の論説は難しい」と言ってくれて、ちょっとホッとしました(笑)。
 一般のニュース記事は簡単ですし、文化記事や特集記事のようなものも難しくありませn。ところが、社説や識者が一家言述べるコーナーになると、途端に難易度が増すのです。異様に格調高い文体で書かれていて、他で見たこともないような慣用表現が頻出します。ゴリゴリに文学作品を読みこなしている彼が「難しい」と言ってくれて、「わたしだけじゃないんだ」とセコい安心感を抱いてしまいました。
 また、アラビア語を学んでいる人は誰でも知っていますが、アラビア語の文章は一般に一文が非常に長く、下手をすると一ページ丸々一つの文だったりします。一段落一文くらいはザラです。様々な接続詞を駆使して滔々と繋げていくのがアラブ的には「美しい文章」で、実際にカッコイイのですが、日本語に訳そうとすると、非常に骨が折れます。
 日本語とアラビア語は、語順が悉く反対で、「英文解釈」的発想でつい後ろから訳してしまいたくなります。ところが、ワンセンテンスが長大なので、こういう大学生的方法では、いつまで経っても訳し始められません。アラビア語として読んでいる時は理解できているのに、翻訳してみようとすると筆が止まる、ということが非常に多いです。同時通訳的発想で、バンバン日本語に落として、後で辻褄を合わせることがよくあります(笑)。
 また、些細なことですが、個人的に気になっているのはカギカッコの使い方です。
 カギカッコというのはタグであって、「開始」されたら「終了」のタグが来るまでが台詞、というのが、普通の理解だと思います。
 ところが、エジプトの新聞を読んでいると、「開始」の後、ずっと台詞だと思って読んでいたら、また「開始」のタグが出現することがあります。「終了」が来ないまま文章が終わってしまうこともあります。パーサーだったら即効お手上げの状態です(笑)。
 最初は誤植かと思っていたのですが、あまりに多く見かけるので、これは一つのスタイルのようです。
 この場合、どこかで台詞が終わっているはずなのですが、終わりの場所は明示されていません。何気にいつの間にか地の文になっていて、大抵はピリオドのところで台詞が終わっている、と解釈できるのですが、前述の通り、アラビア語は一文が長いので、なかなかピリオドが来ません。時には、ピリオドが来る前に、一つの文の中で台詞が終了しているらしいことすらあります(何らマークがないので確信はありませんが)。
 アラブには演説や「声に出して美しく朗読する」伝統が色濃く、今でも詩人が社会的に高く評価されています(それに比べて小説家は不遇w)。推測ですが、書き言葉のテクストも、この「朗読」のノリで、サウンド第一で書かれているものが多いのかもしれません。
 大衆の読み物である新聞ですらこの有様。アラビア語、恐るべし。

 水曜日。
 帰宅途中にウストゥルバラドで、背後の若者三人がまた「ボーヤボーヤ」だの中国ネタでからかってくる(「ボーヤ」は「不要」のことらしく、映画の中の中国人の台詞を真似している)。
 何となく即効振り返って一人の胸倉をつかんで突き飛ばし、「誰がボーヤや。お前なんて言った?」と突っかかると、「俺じゃない」とかシラをきります。
 この「俺じゃない」は超定番なので、「何がお前ちゃうねん。お前がシーニーか? よぉ中国人、エジプトへようこそ。ニーハオニーハオジャッキーシェーン!」とか、意味不明にまくし立ててストーキング開始です。
 「いつも自分らそう言うてるやん? 今うちは貴方様方の国にいるんだから、あんたらのやり方と一緒にしなきゃいけないやんね、中国人。アラブのホスピタリティやんね! 最高やね! 何で黙ってんねん。何か言ってみろ。クソ中国に帰れ嘘つきが、無神論者が、お前は地獄に落ちる!」とか、まんま狂人な台詞をまくし立てると、さっきまであんなに元気だった若者が、目を伏せてひたすら避けようとして、めちゃくちゃ面白いです。
 ああいう連中は、相手が黙っているからキャーキャー言うだけで、日本の男の百倍ファンタジーに守ってもらわないと口もきけないのです。だからその夢をずたずたに引き裂いて、中国の女は頭がおかしいということを見せ付ければ、何もできなくなります。
 それにしても、こういう時の台詞だけは、我ながら機関銃のように操れるようになりました。まぁ、使用頻度高いですからね・・・。

 念のためですが、わたしは中国人は別に嫌いではありません(というか、エジプトに来て以前よりずっと好きになった)。中国人と東アジアの女をナメてかかっているエジプトのバカどもが嫌いなだけです。
 奴らはムスリマではない外人、特に東アジアの女なんて動物としか思っていませんし、放置すればどんどん調子に乗るだけですから、楽しんで苛めてあげましょう(マトモなエジプト人はこんな真似はもちろんしないですが、そういう人は道でブラブラしていたりしない)。

 木曜日。
 1月7日はコプトのクリスマスで、エジプトは休日です。道もメトロもガラガラにすいていて最高です。
 新聞を読んだら、「今日は何の日」コーナーに天皇陛下が登場していました。

昭和天皇崩御の日
昭和天皇崩御の日 posted by (C)ほじょこ

 昭和天皇崩御の日です。内容は日本人なら皆知っていることなので省略。
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  1. アラビア語の文章構造、中国を哂う者を中国と罵る|2010/01/10(日) 05:11:13|
  2. エジプト留学日記

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