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サッカーと犠牲祭の風刺漫画

 新聞の風刺漫画を二つ。アーンミーヤです。

アルジェリア問題の風刺漫画
アルジェリア問題の風刺漫画 posted by (C)ほじょこ

إحترم نفسك يا عديم الوطنية
شمتان قوي في محاسيب الحزب الوطني والناس المتلمعة وأعضاء مجلس الشعب إللي راحوا ماتش السودان

 「自分を大事にしろ、愛国心のない奴め。スーダンの試合に行った国民民主党の偉いさんとか、地位のある人とか、下院議員とかの不幸を喜ぶんじゃないよ」。
 例のアルジェリア騒動を背景にした漫画。スーダンまで試合観戦に行けるのは限られた人だけですが、そういう特権階級が散々な目に遭うのを喜んでいる子供をたしなめる、という内容。
 本当にひどい目に遭ったのは、在アルジェリアのエジプト人労働者なのですが。

羊とサッカーの風刺漫画
羊とサッカーの風刺漫画 posted by (C)ほじょこ

أهو خسروا الماتش وهيفوقوا علينا دلوقتي

 「見ろ、試合に負けて、いよいよ俺たちに目が向いたぞ!」
 サッカーに夢中だったエジプト人が負けて少し冷静になったところで、イード・ル=アドハーがやって来て、犠牲の羊が慌てている、という漫画。
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エジプト  サッカー  アルジェリア  イード・ル=アドハー  新聞  カリカチュア  漫画 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. サッカーと犠牲祭の風刺漫画|2009/11/26(木) 05:37:52|
  2. 新聞・メディア

アルジェリア問題の背後にカタル企業?

アルジェリア問題とカタル
アルジェリア問題とカタル posted by (C)ほじょこ

政府筋 アルジェリアでの対ユーロスコム事件、背後にカタルの手
先の事件でエジプト企業に五千四百万ドルの損失 アルジェリアの方策は昨年七月に始まっていた

 先のアルジェリア人による攻撃で、ユーロスコム・テレコムの受けた損害は、五千四百万ドルに上ることがわかった。攻撃は、中央センター、営業所、倉庫、工場の三十九箇所に対し行われた。政府筋によると、同社への六億ドルの課税を含む、今に至るまでのアルジェリアの歩みの背後には、おそらくカタルの働き、とりわけ、アルジェリアにおけるユーロスコム・テレコムのライバル会社カタルQTELがあり、この方策は、単にユーロスコムのアルジェリア市場からの追放にとどまらないだろう、と警告している。
 情報筋が付け加えるところでは、アルジェリアが経済開放を控えるようになったのは、2008年7月のアルジェリア大統領アブドゥルアジーズ・ブトゥフリーカの演説に始まった。彼はこう述べている。「アルジェリアは、とりわけ投資の分野で、過去にいくつかの過ちを犯してきた。まさに改革の時が来た」。ブトゥフリーカは、アルジェリアにおける海外資本は、アルジェリア国民にもアルジェリア経済にも益をもたらさない、と述べ、アルジェリアでのモバイル運用許可のために七億三千七百万米ドルを課されたユーロスコムについては、三年後に二十億ドルの収益を上げ、アルジェリアには何の役にも立たなかった、と語った。
 情報筋の語るところでは、ブトゥフリーカは、エジプトの会社がアルジェリア市場で吸い上げた投資の大きさと、四十億ドルをモバイル網の普及に投じ、五万人のアルジェリア人雇用を生み出したことを忘れてしまった。
 情報筋の示すところでは、この時よりアルジェリアは同国投資規制を調整し、海外資本を規制しており、いくつかの会社にしつこくまとわりつくようになっている。財産規制法では、いかなる海外資本においても、アルジェリア人率が三十パーセントを下回ってはならないとし、収益の差し押さえが盛り込まれ、海外の会社は、税務状況の決算次期変更を禁じられている。

 段々陰謀論っぽくなってきていますが、これくらいならあり得るかな、というのが恐ろしいところです。
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エジプト  アルジェリア  サッカー  カタル  新聞 

テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. アルジェリア問題の背後にカタル企業?|2009/11/26(木) 04:55:30|
  2. 新聞・メディア

アルジェリア問題と大使の責任、アムル・ムーサー

 今、エジプトの新聞のトップニュースは、サッカーワールドカップ予選を巡る「アルジェリア騒動」関連ニュースで占められています。在アルジェリアエジプト人が、アルジェリア人の熱狂的ファンによる暴力的な攻撃や脅迫を受け、職場や住居を破壊され、エジプトに脱出するような事態になっているのです。
 試合時のエジプト人たちの狂乱ぶりは言語を絶するものでしたし、カイロでの試合ではアルジェリア選手団に石が投げられた、という噂も聞いたので、熱狂した一部の市民が暴走した、ということかと思っていたのですが、そんな生易しいものではなかったようです。
 アルジェリアで「エジプトで選手団が襲われ、アルジェリア人が殺された」という誤情報が流されたことが原因とも、その情報操作の背景にはアルジェリア国内の権力闘争があるとも聞きます。
 カイロでの投石が事実かどうかもわからないのですが、その噂を聞いた時には「嘆かわしい」と自国を批判していたF女史も、アルジェリアでの事件に発展してからは、アルジェリア批判に鞍替えしてしまいました。

アルジェリア問題とアムル・ムーサー
アルジェリア問題とアムル・ムーサー posted by (C)ほじょこ

 この記事は、社説のようなコラム記事で、このアルジェリア騒動を扱い、かつアラブ連盟事務総長アムル・ムーサーの名前が出ているので、気になって読んでみたのですが、アムル・ムーサーの名は最後にちらっと出てくるだけでした(笑)。
 アムル・ムーサーは、エジプト国民の中で非常に人気のある人物で、次期大統領の座を巡っては、法的状況から最も有利な位置にありながら国民には人気のないガマール・ムバーラク(ムバーラク大統領の次男)とは好対照を成しています。
 格調高い文章で(コラム記事は大抵普通の記事より難しい)、訳はかなり覚束ないのですが、参考までに載せさせて頂きます。頼りなくてすいません。

アムル・ムーサーの知性へ

 エジプトとアルジェリアの間の危機が長く続くことを望む者は、一人もいないだろう。両国間の関係が本来のものへ戻る日が来るのは疑いようもないが、その日がいつ来るのかはわからない。わかっているのは、その日がひとりでに来ることはなく、偶然に訪れることもなく、それに先立つ歩みが必要だ、ということだ。
 アルジェリア当局が、この危機にあってとった行動に出たのは、理由のないことではない。確固たる理由があったのであり、その理由のうちいくつかは我々の眼前で明らかとなっており、いくつかは模糊として知れない。
 理由のうち明らかなものに触れさせて頂けるなら、またアルジェリア国の振る舞いが、同国代表が十一月十四日の試合前に空港からホテルへの移動中に遭遇したことについて、カイロから伝えられた情報に帰するものだと述べさせて頂けるなら、その情報とは、アルジェリア中枢にも、外務筋にも伝えられておらず、情報源は限定されており、その第一のものも、別のものも、はっきりわかっている。
 最も重要な第一の情報源は、在カイロ同国大使アブドゥルカーディル・ハッジャールである。彼は、同国代表が熱狂的ファンからの投石に遭った、という、まったく事実ではない内容を打電していた。また彼は、在カイロアルジェリア人の死傷者が出ている、と試合直後に報告書に書いているが、これも一片も事実ではない。
 アルジェリア中枢が何らかの態度を示す、あるいは何らかの立場を採るなら、誠に当然のことながら、危機の最中に目にしたように、基本的に、我国にいる彼らの大使からの情報に頼ることになる。例えばブラジルにいる大使からの情報で態度を決める、などということは考えられない。
 ここにこそ、我々が扱っている危機の核心、もし同国当局が現在起こっていることを乗り越えたいなら越えなければならない核心がある。アルジェリア大使自身がその渦中にある状況を否定することはできず、起こったことはこの状況に負っているのであり、これに沿った振る舞いをしたのであり、意図的にであれそうでないのであれ、多くの問題をもたらしてしまったのだ。
 このすべてが目下の我々の主題、事件を追っているすべての者、すべての読者がやがて目にするであろう我々の真の主題なわけではないが、このような種類の大使は、彼とエジプト国の間で将来対話を再開することはできないし、彼の手の及ばないかもしれない理由により、両国の関係を修復することもできないし、この男は、わたしの評価では、すでに権限を失い、権限のための手段も失い、使い物にならなくなるのだ。
 大使の価値を貶めたり、彼やかの国の人々を悪し様に言いたくはない。もし彼が彼の書いたもの危機の初めからを見直してくれていたら、このような意思がわたしの側にはまったくないのを見たことだろう。わたしは、目にし観察し、示してきた現実を語っているのだ。おそらくは、状況の力が大使自身より強かったのだろう。他の首都であれば、彼はかの国に尽くすことができたのだろう。この件について、一体どちらに向かって良いのかわからない。アルジェリア中枢なのか、同国外務省なのか。この二者に、アブドゥルカーディル・ハッジャールに、できるだけ近い今後の外務人事にて、エジプトの職から去るよう求めて欲しい。危機の当事者ではない別の人物がこの地位につき、再建の道を進めるように。あるいは、アラブ連盟事務総長アムル・ムーサーに向かい、できるだけ近い機会に、この要望をアルジェリアに彼の方法で届けてもらうのか。事務総長は必ずこの亀裂の修復を望んでおり、我々を守ってくれるだろう。彼は、この種の亀裂が、この悲惨な一頁に参加しておらず、それを覆い隠してくれる、新しい大使の存在の元でなければ、修復不可能だとわかっている。

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テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. アルジェリア問題と大使の責任、アムル・ムーサー|2009/11/25(水) 06:27:31|
  2. 新聞・メディア

アルジェリア・エジプト問題の陰にアルジェリア大統領の後継者争い?

アルジェリア騒動の背景に後継者争いあり?
アルジェリア騒動の背景に後継者争いあり? posted by (C)ほじょこ

続く怒りのデモ 弁護士たちがアルジェリアの旗を焼く 下院にて沈静化の指導

アルジェリア筋 病のブトゥフリーカとその兄弟が、権力継承のために反エジプト扇動を率いる

 フルトゥームでの試合に端を発するアルジェリアに対する怒りの反対行動が続き、何十人もの弁護士が「エジプト民衆への侮辱」に抗議し在カイロ・アルジェリア大使を追放するよう求め、アルジェリアの国旗を焼いた。エジプト代表を応援する人々がアルジェリア人によって受けた攻撃を非難し、デモはアラブ諸国大学通りへ進んだが、アルジェリア大使館に続くシッタ・イシュリーン・ユリヨ通りは治安封鎖されていた。アレキサンドリア、ポールサイード(ポートサイド)、スエズでもデモが行われた。
 下院が事態沈静化を指示する一方、アルジェリア観測筋が、アルジェリアにおける反エジプト扇動キャンペーンの背後には、アルジェリア大統領の兄弟サイード・ブトゥフリーカがいる、と明らかにした。彼は、不治の病に侵された大統領の三つ巴の後継者争いで、民衆の人気を集めている。アルジェリア情報筋が本紙に明かしたことでは、試合後の事件はアルジェリアの指導権争いによるもので、その背景には、アブドゥルアジーズ・ブトゥフリーカ大統領が重病で、この未婚の大統領が、兄弟のサイード・ブトゥフリーカに権力を引き継がせようとしていることがある。
 この情報源の明らかにするところでは、サイード氏こそが、カイロとアルジェリアにおけるエジプト権益に対する扇動行動を率い、同国での人気を勝ち取ろうとしたのだという。「試合でエジプト代表が勝っていたら、エジプト人虐殺が起こっていただろう」。

 真偽のほどは定かではありませんが、アルジェリアならあり得るかも、な話です。
 アルジェリア大統領の名前は、日本では「ブーテフリカ」と表記されるようですが、「ブトゥフリーカ」の方が耳で聞いた印象に近いです。
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  1. アルジェリア・エジプト問題の陰にアルジェリア大統領の後継者争い?|2009/11/24(火) 05:53:51|
  2. 新聞・メディア

サッカー エジプト・アルジェリア戦の余波

 先日、エジプトのワールドカップ出場を決める一戦、エジプト・アルジェリア戦前後の大騒動のことを書きましたが、その後、負けたアルジェリア人が暴れまくっているようです。

アルジェリア騒動 パリ
アルジェリア騒動 パリ posted by (C)ほじょこ


アルジェリア騒動、カイロからパリへ続く
「殺害」の脅しに四人のエジプト人がアルジェリア行きをやめる フランス警察は爆竹に対応

 四人のエジプト人が昨日、エジプト航空845便によるアルジェリア行きを取り止めた。156人のアルジェリア人が16人のエジプト人を脅迫してからだ。予め決まっていた旅行だったが、アルジェリア空港に到着したら殺す、という脅しがあった。残りの乗客は、乗り込むように説得していた。エジプト人乗客と空港職員がアルジェリア人乗客に近づかないよう、治安警備がされていたにも関わらず、アルジェリア人の群集が暴れ、1番旅客ホールのガラスを割り、エジプトと空港に居合わせたエジプト人に罵声を浴びせ、下劣で名誉を損なうな言動を取った。
 これについて、保健省スポークスマンのアブドルラフマーニ・シャヒーン博士は、病院からの報告では、三十二人が被害にあった、と報じた。うち十六人がエジプト人、二十人がアルジェリア人である。アラブ諸国通りとハラム通りのでの両国民による混乱によるものだ。アルジェリア騒動はフランスへも続いた。アルジェリア人の若者の群集が、マルセイユとリヨンで治安部隊ともみ合いになった。フランスのいくつもの都市で、街区や通りに火が放たれ、先々日の夜、試合の決着が付いた後、応援していた人々が治安部隊に空き瓶や爆竹や煙幕を投げつけた。


アルジェリア騒動 包囲されるエジプト人
アルジェリア騒動 包囲されるエジプト人 posted by (C)ほじょこ


アルジェリアのエジプト人、勝利の代償を払う
包囲されるエジプト人居住地 アルジェリア治安当局が17人を拘束、40人がカイロへ脱出 外務省がアルジェリア大使を呼び出す

 エジプト外務省は、カイロのアルジェリア大使アブドゥルカーディル・ハッジャールを昨日呼び出し、アルジェリアのエジプト人労働者の保護を増強する必要性を本国に伝えるよう求めた。彼らは首都(訳注:アルジェ)で、神経質になったアルジェリア人からの攻撃を受けている。
 先々日夕方、土曜日の試合の直後にカイロでアルジェリア人九人が殺害され数百人が襲われた、という誤ったニュースをアルジェリアの新聞が伝えてから、暴力事件が発生している。アルジェリア人の群集が在アルジェリアエジプト人の住居や職場を攻撃しており、とりわけユーロスコム・テレコム、アラブ商業、エジプト航空の営業所が破壊されている。
 アルジェリア大使は、アルジェリアの群集によって引き起こされていることを、エジプトのメディアおよびモダン、ドリーム、アル=ハヤートの三チャンネルの責任としている。一昨日から昨日までアルジェリアのエジプト人への攻撃は続き、数百人のエジプト人が働く工場が包囲されている。本紙はこの人々から電話を受けたが、彼らは、火炎瓶を投げられ、数十人が負傷している、と確言している。
 ユーロスコム社支社長ヤーセル・ファトハー技師は、外務省より身辺保護のため外出を控えるように、との通達を受けてから、首都に住む約二千人のエジプト人が家に閉じこもり包囲されている、と言う。彼らは、アルジェリア警察が治安警備を増強しないことを非難している。一方、アルジェリア治安当局は、ルクソールのアル=マダームード村出身でアルジェリアの首都アルジェのホテルで働くエジプト人十七人を前の水曜日から拘束している。彼らが、苛立ったアルジェリア人から殺しの脅迫を受けたからだ。
 ウマル・ファトハー・アル=ディーブは、父ファトハー・アル=ディーブをアルジェリア当局に拘束されている。彼の父は、電気製品の組み立て工場で働くアル=マダームード村の十六人の仲間と共に、殺しの脅迫を受けて以来拘束されている。彼らは八年以上前からそこで働いてたのだ。アラブ商業では、三百人に上る従業員が、支社でまだ包囲されている。アルジェリア警察は解決に至れないでいる。
 昨晩、四十人のエジプト人がアルジェリアからの脱出に成功した。アラブ商業とユーロスコムの社員、絨毯職人、およびその他の会社の職員たちだ。苛立ったアルジェリア人の暴力から逃れた彼らの一人は、アルジェリア首都の空港には、脱出を図るエジプト人が大勢いて、一方、様々な町や地域の彼らの住居は、大勢の人々に包囲されていている、と語る。彼らは、何の準備もなく、着の身着のままで帰ってきたと言う。


 試合前にはカイロでアルジェリア選手団に石が投げられたりしたみたいですし、エジプトも負けたら同じことをやっていた気もします・・。
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テーマ:エジプト - ジャンル:海外情報

  1. サッカー エジプト・アルジェリア戦の余波|2009/11/18(水) 05:09:42|
  2. 新聞・メディア

サッカー エジプト・アルジェリア戦

 エジプトのワールドカップの出場を決める一戦、対アルジェリア戦が行われました。
 事前に日本大使館が「当日は渋滞が予想される」とお知らせを出していたくらいなので、相当大騒ぎになるだろうなぁ、とは思っていたのですが、予想以上でした。
 試合開始よりはるか前の昼間から、既にそこら中国旗だらけで、みんなで騒いでいます。
 サッカー好きの一部の人がこれくらい盛り上がるのは、日本でも見られることでしょうが、もうどこもかしこも応援する人だらけで、規模が半端ないです。
 学校に行っても事務の女の子が国旗を振ってはしゃいでいるし、戦争でも始まりそうな勢いです。



 F先生にお呼ばれして、オペラ劇場のオーケストラを見に行く。
 彼女は他の友達も呼んでいたらしいのですが、「サッカーでそれどころじゃないよ」と断わられまくったらしいです。わたしも彼女も風邪が治りきっていなくて、正直ちょっと迷ったのですが、予定の時間にオペラへ。
 「男の人はスーツにネクタイ、女もジーンズはNG」と聞いていたので、キンチョーして訪れると、本当にキチンとした格好の、日頃ご縁のない社会階層の方々が集まっています。外国人も大勢います。というか、外人の方が多いです。大使館関係者らしい日本人の家族もちらほら見かけました。世界が違います。ない服の中からマシそうなものを選んだのですが、かなり場違いでした。
 予定の時間になっても彼女が現れず、中に入ってしまった模様。こんな時に電話がなくなっていて、連絡も取れずにションボリしていると、オペラ劇場のおじさんが声をかけてくれました。事情を話すと、凄いことにチケットを一枚くれて「これで中に入って、友達がどこにいるか探しなさい」と言ってくれます。
 こんなちゃんとした劇場でオーケストラなんか聴いたこともないし、「そんな気取ったモン似合わないよっ」とかスネながら行ったのですが、いざ目の前にしたら、素晴らしい音響環境で、感激しました。文明って素晴らしい!
 結局彼女とは会えずじまいで、単に一人でオーケストラを奢ってもらった、という意味不明なオチになりましたが、得しちゃいました。

 外に出たのは、サッカーの試合終了一時間後くらい。
 「結果はどうだったのかなぁ」とか考えるまでもなく、一歩外に出た瞬間に「勝った」とわかりました。
 もう街中、戦争に勝ったみたいな騒ぎです。何ですかこれは。
 若者が車にハコ乗りしてはしゃいでるし、そこら中フェイスペイントの人だらけだし、すべての車がクラクション鳴らしまくってるし、子供が火炎放射器みたいの振り回しているし、どう考えても何人か死んでると思うのですが・・・。
 メトロまでもが、駅に入ってくるときに警笛鳴らしまくっていたのには呆れました。

 帰りがけに、サッカーでハイになりまくっているエジプト人と、また喧嘩になる。
 でも相手が悪かったです。家族連れのお父さんだったので、面子上、例え自分が悪いと思っても絶対謝れないし、すまなそうな顔をするわけにもいきません。わたしも途中で気づいたのですが、こっちはこっちで既にキレている手前、これまた引けません(笑)。
 こういう時も、必ず周りが仲裁に入って、お互いをなだめてくれるので、救われます。仲裁がなかったらどっちにとってもロクな結果にならないでしょう。
 そう思うと、彼らの「仲裁力」は、お互いの面子を立てて穏便に片をつけるのに、実に有効ですね。喧嘩の当事者が言っちゃダメですが。
 わたしも喧嘩を見かけた時には割って入れる胆力を付けたいです。日本でやったら普通に刺されそうですね。

 夜中に突然大家さんがやって来る。
 友達がエジプト人と結婚したい外国人を探しているとかで、「うわぁ、めんどくさいー」と思ったのですが、テキトーに流してお喋りしていたら、何となく楽しくなってくる。
 「一人でアパートに住むなんて、寂しいし怖くて考えられない。一人で寂しくないの?」「高校出てからずっと一人で暮らしているし、全然普通。むしろ一人が楽」とか、他愛もないことを話す。
 本当は一人暮らしもちょっと飽きていて、日本に帰ったら生活変えたいなぁ、と思っているのですが、とりあえずエジプト人とは一緒に暮らしたくないですね、悪いけど(笑)。
 最近寒くなってきて、布団が足りなくて困っていたら、押入れ?の奥に丁度良い毛布があるのを教えてくれたりして、ちょっと助かりました。

国旗男
国旗男 posted by (C)ほじょこ
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  1. サッカー エジプト・アルジェリア戦|2009/11/15(日) 08:35:29|
  2. エジプト留学日記

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